ちなみに、私はアバターは3Dだけが話題(タイタニックのほうが断然よかった)、評価がいいらしいインセプションは上映時間が無駄に長く、俳優だけの映画と思うセンスの人です。
日経エンタメ社が開いた試写会で観てきました。
簡単に言えば「立ち上げた。トラブった。お金払った。」というストーリーの映画です。
アメリカ本国では多くの映画祭で「作品賞」を取るくらいなので、いい作品なのでしょう。
IT業界、特にネットサービスを展開している周辺の人や起業・独立、ベンチャーに興味のある人は、見ても面白いと思います。
ただ、ストーリー展開もそれほどスピード感があるわけでもなく、個人の興味でいえば、開発に関わる話もほとんどなく、資金調達とそれにまつわる人間のトラブルのお話しなので、いま一歩。
資金調達の話にしても、もっと企業間の話であれば私には面白かったのですが、そうすると業界の内輪話みたいになって、ますます一部の人以外は面白くない映画になりそうですね。
なぜか?
たぶん、日頃からリアルタイムでfacebookやそれ以外の多くのネットサービスの勃興に関するニュースに触れていて、映画の中の話しより、よほど面白いからかな?と思いました。
もちろん、私が知るようなことは表面的なことで、裏側で起こっていること、表に出てこずに終わった不成立の交渉などはわかりませんが、それでも十分楽しい。
金融に関わるフィクションであれば、2月公開の「ウォール街」の続編、「ウォール・ストリート」のほうが期待が持てそうな感じです。
とは言うものの、たぶんもう1回観に行きます...
池田信夫氏のブログでの論評(感想?)と近い感じです。
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http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51666033.html
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