2011年1月13日木曜日

iPhoneアプリ-Lister メールの署名欄からアドレス帳を作ってくれる

受信したメールの署名欄の記載情報からアドレス帳を作ってくれるiPhoneアプリ Listerが再開されました。
再開というのは、昨年に一旦リリースされたものの、予想以上の利用者殺到により、一旦サービスを停止して、強化した後改めて、リリースされたからです。
新しくなったListerの使用感を簡単にまとめます。

昨年のリリース時も話題になったものの、冒頭のとおりの状況になり、リリース時の好意的な記事の割に、iTunesのコメント欄では酷評されていました。


lifehacker - 「Google名刺管理」と言ってもいいくらい便利な、無料連絡先管理アプリ『LISTER』


私もiPhoneに入れようと思ったものの、iTunesのコメント欄を見て辞めていました。
ただ、ブログを見ても、その後改善し、2011年1月11日新たにスタートしました。(いろんな意味で大変だったでしょうね)



LISTER ブログ - 2011年1月11日(火)にサービスを全面的に再開します


個人情報あたりの懸念やそういった懸念をもたれるであろうことに対するコメントはLISTERブログ自らにも書かれています。
会社のメールアカウントでの利用は止め、ひとまず個人のメールアカウントで試してみました。(もちろん、友人の個人情報に対する懸念はありますが、そこは私の判断で)

  1. 「無料」です(GREE.jpのCMみたいな言い方ですが)
  2. 朝8:30ころに登録して、21:00の現在、125件のリスト化終了
  3. 認識率は高い。というより、普通の署名欄なら正確にリスト化してくれる。
  4. たまに、電話番号まで住所に含まれてしまうことがある。
  5. リスト化の対象は、「LISTER使用開始後に届いたメール」ではなく、「既に受信済のメール」もリスト化対象。 → 10万件くらいあるけど、いつ頃リスト化が終わるかは不明...
  6. 名前だけしか、かかれてなければ、名前だけのリストがかなり正確にリスト化されます。
  7. ただし、個人のメールのように、署名が名前だけや変なものは、名前、その他情報は誤ったままリスト化されます。(例:氏名でないところが氏名として認識されるなど)
  8. 朝、最初の5分くらい、別の個人アカウントをリスト化し、途中で辞めた後、そのアカウントを削除しましたが、21時時点でまだリストに残っています。(LISTERに解析対象として登録したメールアカウントを削除すると、そのアカウントにひもづいて解析されたデータも、すべて削除されるはずですが、もう少し待ちましょう)
  9. 同じ人が複数のメールアカウントで送ってきた場合、2件、3件と別にリスト化されます。
  10. LISTERに取り込まれた名前、アドレスは、編集できる。
  11. LISTERに取り込まれた名前、アドレスは、削除はできない。
  12. よって、編集しても使えないようなアドレス(メール)は、そのまま残る。
  13. データは、LISTERからiPhone付属の"連絡先"へExportできます。("連絡先"からは、PC、MacにインストールされたiTunesソフトを経由して、vcard形式で外部にデータを出力できます)
  14. よって、ひとまず検索して、探し出せればいい場合はLISTER。
  15. iPhone付属の"連絡先"へのフィルタの役割として、使うのもあり。

いまのところ、こんなところ。
リストが貯まれば、日常的に使うコンタクトリストとしては、便利。
なんといっても、寝ている間にも、リスト化してくれる。(たぶん)


会社のアカウントで使うかどうかは、今後サービスの安定性や個人情報管理の状況などを見て決めます。


ちなみに、TechCrunch JAPANの記事の最後にあるとおり、

[jp]Listerはメールの署名から自動でコンタクトリストを作ってくれるiPhoneアプリ


「あとはメールでやりとりしたことのない名刺しかもっていない人のコンタクトリストをどう整理するかが(個人的な)課題だろう。」については、私の会社 シンプルソフトで「名刺スキャン」というサービスを提供しています。

名刺をスキャンしてCSV、Excelファイルにリスト化します。

他の名刺管理アプリや名刺管理ASPと異なり、アプリはいまのところありません。
逆に、いま使っている名刺管理ソフト、住所録ソフト、メールソフトのアドレス帳に取り込んでもらうことを想定しています。

ぜひ、ご検討ください。


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